【SPring-8】JAEA放射光科学シンポジウム2024 − 放射光科学の原子力課題解決への取り組み −


イベント詳細


日本原子力研究開発機構では、福島第一原子力発電所の廃炉や廃棄物処理における安全性向上に放射光を活用した高度な分析手法によって貢献することを目指し、燃料デブリ分析や廃炉研究の現在位置や今後の課題認識について共有して今後の研究を加速するとともに、材料科学分野の原子力研究への展開についても議論することを目的として、下記のシンポジウムを開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

JAEA放射光科学シンポジウム2024
− 放射光科学の原子力課題解決への取り組み −

日時:令和6年3月15日(金) 9:00 – 16:10
開催場所:SPring-8放射光普及棟中講堂
開催形式:現地とオンラインのハイブリッド開催
参加費:無料
主催:日本原子力研究開発機構
事前登録制:下記の参加登録URLより現地参加かオンライン参加を選択してお申し込みください。
https://forms.gle/b9H4aUFdyEhMijSK9
登録期限 令和6年3月12日(火)

プログラム
9:00 〈開会挨拶および趣旨説明〉岡根哲夫(JAEA物質科学研究センター)
9:10 〈来賓挨拶〉奥篤史(文部科学省研究開発局原子力課長)
〈来賓挨拶〉雨宮慶幸(高輝度光科学研究センター理事長)
〈担当理事挨拶〉大井川宏之(JAEA)
【第一部】デブリ分析・廃炉関連研究
9:25 「福島第一原子力発電所 燃料デブリ分析に向けた取り組み」
溝上暢人(東京電力ホールディングス(株) 福島第一廃炉推進カンパニー)
9:55 「福島研究開発部門の燃料デブリ分析に向けた取組み」
荻野英樹(JAEA廃炉環境国際共同研究センター燃料デブリ研究ディビジョン長)
10:25-10:40 休憩
10:40 「燃料デブリ分析のための大洗研FMFの施設整備と1F試料分析の状況」
前田宏治(JAEA高速炉サイクル研究開発センター燃料材料開発部長)
11:10 「燃料デブリ分析に向けた播磨放射光RIラボラトリーの取り組み」
矢板毅(JAEA物質科学研究センター)
11:50-13:00 昼食休憩
13:00-14:00 JAEA専用ビームライン施設見学
【第二部】材料科学分野の原子力研究への展開
14:00 「廃炉・宇宙開発のためのSiCラドハード集積回路・イメージセンサの研究開発」
黒木伸一郎(広島大学ナノデバイス研究所副所長)
14:30  「多変量スペクトル解析を利用した材料科学研究:使用済み核燃料溶解液および燃料デブリ分析への応用可能性」
佐伯盛久(量子科学技術研究開発機構先端機能材料研究部)
15:00-15:15 休憩
15:15 「原子力 x スピントロニクス:先端基礎科学の貢献」
家田淳一(JAEA先端基礎研究センター)
15:45 「先端X線分光による燃料電池触媒の反応機構解明と原子力分野への展開」
松村大樹(JAEA物質科学研究センター)
16:05 〈閉会挨拶〉中島健次(JAEA物質科学研究センター)
16:10 閉会