2025年度構造物性研究会・結晶化学研究会 合同研究会/ 第116回SPring-8先端利用技術WS


イベント詳細


構造化学と構造物性科学の研究を推進するためには、シンクロトロン放射光(SR)実験は欠くことのできない研究手法である。ところが、それぞれの研究者は、同じビームラインを使っていても異なる手法で測定や解析を行っていることが少なからずある。研究のスコープを広げる上で双方の研究者がSRを使った実験・解析手法について情報共有することは非常に有用であると考えられる。 さらに、SPring-8ブラックアウト期間をサイエンスのブラックアウト期間とせず、むしろ、これまでと異なる方向性を打ち出す契機と捉え、互いが持つ異なる実験手法の知識を共有することで、可能となるサイエンスを検討する。本研究会では、構造物性研究会と結晶化学研究会から、SRを駆使した研究を展開している研究者を各1-2名招き、講演頂くことで各々の手法を共有するとともに、ブラックアウト期間後のサイエンスについての展望を議論する。

■ 日時:2025年9月3日(水)13:00 – 17:00
■ 場所:仙台・戦災復興記念館4研修室予定(+ハイブリッド)*シンポジウム2025サテライト研究会
■ 主催:高輝度光科学研究センター(JASRI)、SpRUC研究会構造物性研究会、結晶化学研究会
■ 詳細情報ページ:http://www.spring8.or.jp/ext/ja/spruc/meeting/crystal_chem_2509.html