九州シンクロトロン光研究センター

九州シンクロトロン光研究センターは佐賀県が産業利用を主目的に設置した九州唯一の放射光施設であり、放射光を用いた分析、照射、加工等の手段を提供し、地域及びグローバルな課題を解決するためにエネルギー、環境、電子デバイス、農水産、バイオ等の広い分野におけるイノベーション創出に貢献します。

施設の概要

光源加速器
255MeV 電子線型加速器(入射器)
1.4GeV-300mA 電子蓄積リング

ビームライン
県有ビームライン6本(産学官共用)
他機関ビームライン2本(佐大、九大)

ご利用について
事前の利用相談を受付けています。技術支援の内容、利用手続き等、お気軽にお問合わせ下さい(利用相談票を随時メール受付)。成果公開、成果専有の両タイプがあります。トライアルユース等(無料)もご用意しています。

ビームラインの紹介

県有ビームラインの3本について設備の特長とともに以下にご紹介します。詳細は施設のホームページをご覧ください。

BL07 バイオ・イメージング
・5keV~35keV(超伝導ウイグラー)
・タンパク質X線回折測定:CCD検出器、試料温度 93K~473K
・X線イメージング測定:透過イメージング、回折強調イメージング、断層撮像(CT)
・XAFS測定:イオンチェンバ、SDD、他

BL10 ナノサイエンス
・40eV~900eV(偏光可変アンジュレータ)
・PEEM(光電子顕微鏡):分解能<40nm、試料温度160K~1300K、UVランプ
・ARPES(角度分解光電子分光):二次元検出器、低速電子線回折装置、試料温度~40K、He光源

BL11 局所構造
・2.1keV~23keV(偏向電磁石)
・XAFS測定:イオンチェンバ、SDD、ライトル、検出器、転換電子収量検出器、他
・X線小角散乱測定:イメージングプレート、CCDカメラ
・ガス雰囲気中(H2、He等)その場測定